三好ヶ丘 都市景観2

  •   07, 2017 07:46
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三好ヶ丘は愛知県みよし市の三好ヶ丘駅周辺に広がる住宅を中心としたニュータウンで、1979年から造成が開始されました。
みよし市の地域づくり目標では「高質で格調高い居住環境の保全と向上を図る地域づくり」と位置付けられ、住環境保全区域にも指定されている地域です。

そのため住環境を重視した郊外住宅地開発が行われ、落ち着いた雰囲気の都市景観となっています。
今回は三好ヶ丘の中でも戸建て住宅の広がる三好丘、三好丘旭(三好丘小学校区)をまとめます。




◆参考資料、引用元
みよし市 企画政策課 三好ケ丘駅周辺地区魅力づくり方針
みよし市 地域づくりの基本計画
みよし市 用途地域
みよし市 都市建設部都市計画課 まちづくり基本計画の内容





◆過去の記事
→2017年3月15日投稿 三好ヶ丘 都市景観1










◆三好ヶ丘 都市景観point2
・並木による街並みの統一感
・空が広く感じられる芝生広場を有する公園
・都市計画による規制(容積率100%、建ぺい率50%、高さ10m制限の第一種低層住居専用地域)
・地下をガレージにした傾斜地の一戸建て住宅
・建物のセットバックと車と植栽によるアイストップ
・緩やかな曲線を描きながら登る傾斜地遊歩道
・住宅の彩度や色調が似通っており、屋根が三角形であるだけで感じられる統一感
・都市と農村の融合、田園都市
・調整池
・ビオトープ
・アスレチック
三好ヶ丘0002miyosihigaoka







「アートの小径」にはトウダイグサ科のナンキンハゼの並木が続いています。
同一種の並木が続くと、建物の規模や色彩が違えど統一感が生まれます。






三好ヶ丘ニュータウン中央に位置するひばりが丘の「ひばりが丘公園」です。
周辺は一戸建て住宅街でとても空が広く、開放的な公園です。
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ひばりが丘の街並みです。
みよし市の都市計画で容積率100%、建ぺい率50%の第一種低層住居専用地域に指定されており、建物高さは高さ10mに制限されています。
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丘陵地に新興住宅街として造成したため、このように地下をガレージとした一戸建て住宅も建てられています。
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敷地と道路の境界や敷地境界には植栽が多くみられます。
建物はセットバックされ、手前に駐車場があるため、植栽と自動車が目立ちます。
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こちらは三好ヶ丘2号公園(桜公園)北側です。
人工的に創られたタイル張りデッキの上に置かれたベンチや立形水飲水栓が設置されています。
ちなみに立形水飲水栓とは公園に設置されていたりする水飲み用縦型蛇口のことらしいです。
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三好ヶ丘2号公園(桜公園)の入り口、アプローチです。
一直線に傾斜を登るのではなく、緩やかな曲線を描いていることが特徴ですね。
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三好ヶ丘2号公園(桜公園)には展望台が設置されています。
その展望台からは田園地帯の丘や三角屋根が連続する戸建て住宅街が望めました。
一戸建て住宅の色はバラバラですが彩度や色調が似通っており、屋根が三角形であるだけで統一感を感じられます。
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三好ヶ丘2号公園(桜公園)は多目的広場、テニスコート、遊戯施設があります。
写真のような広大な芝生広場もあり、小春日和に寝転がれそうです。
芝生広場もゆるい傾斜でちょっとした丘になっている点が良いですね。
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三好ヶ丘ニュータウンの外、南側に位置する莇生町舟ヶ峪付近です。
新興住宅街の三好丘緑地区からは徒歩数分で行くことができますが、ゆったりとした田園地帯が広がり、丘の上からは遠くの山々や鉄塔群も見渡せます。
自宅徒歩圏内にこうしたのどかな場所があるのは良いですね。
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三好丘緑地区には、こうした丘陵地からの眺めを愉しむかのようにデッキ付き住宅が並びます。
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周辺は果樹園や田畑などの田園地帯が広がります。
この三好ヶ丘ニュータウンは都市と農村の融合が実現できている田園都市の一つかなと思います。
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調整池です。調整池は宅地開発などで地下への雨水浸透能力が損なわれた場合に設けられる施設ですが、ここは周辺の丘に木々が植えられているため、元々あった池のように感じられました。
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調整池の片隅にはビオトープがあります。
ビオトープでは水草や小魚などが飼育され、自然保護教育にも使用されたりします。
ここはビオトープ内を散歩できるよう、デッキが張り巡らされていました。
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三好ヶ丘桜から三好ヶ丘緑にかけて南北に「アートの小径」が整備されています。
ここは桜並木(品種:ソメイヨシノ)の遊歩道が整備され、三好ヶ丘ニュータウンの風の通り道としての役割もあります。
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このアートの小径には多種多様なアスレチックが設置され、日々の健康増進に役立ちます。
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幹線道路は約2m幅の歩道が整備されており、落ち着いた欅並木となっていました。
三好ヶ丘ニュータウンのような統一感ある都市景観を持つ大規模な新興住宅街は日本全国にあります。

近年、愛知県で造成された場所であれば、
・名古屋市緑区南大高、鳴海町徳重駅周辺
・名古屋市守山区下志段味、中志段味
・長久手市市が洞、片平
・日進市竹の山、香久山
・尾張旭市印場元町、桜ヶ丘町、旭前町
・瀬戸市やまて坂、みずの坂
・豊田市浄水
・阿久比町ひなたの丘
などが比較的美しい新興住宅地となっています。
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整理番号 まちづくり・都市景観 No.11-2 三好ヶ丘 都市景観
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2 Comment

高層ビル推進派  

ここまで景観に配慮しているのに電線、電柱が地中化されてないのが残念です。他が良い分余計に目立ってしまいますね。

費用がかかるので、住宅の裏に設置して通りから見えないようにしてある住宅街もあるので、そのくらいの工夫はしてほしいですね。

2017/04/07 (Fri) 08:14 | EDIT | REPLY |   

きりぼう  

Re:

わりと目立ちますよね、電線。
これから駅南の農地も一部、開発されるようなのでその時に同時に整備されることを期待したいところです。

2017/04/07 (Fri) 08:23 | EDIT | REPLY |   

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