尾張旭北原山土地区画整理事業

  •   31, 2016 07:34
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尾張旭北原山土地区画整理事業は愛知県尾張旭市北原山で行われている土地区画整理事業で既存のスプロールした郊外住宅地、約532,000㎡を再整備して居住環境の向上を目指すものです。
周囲の日進市赤池や長久手市では元々何もない山林や荒れ地を開拓しての土地区画整理事業となりますが、こちらの尾張旭市北原山の土地区画整理は既存の住宅地内で行われており、戸建て住宅街の再開発の様相です。












◆参考、引用
尾張旭北原山土地区画整理組合




■概要
・名称   名古屋都市計画事業 尾張旭北原山土地区画整理事業
・開発面積 約532,000㎡
・着工   2000年9月12日
・完工   2024年3月31日
・総事業費 237億3,800万円
・計画戸数 ---
・計画人口 ---
・施工   ---
(2016年5月撮影)






尾張旭北原山土地区画整理事業の東端の様子です。
東側一部分は都市計画で高さ制限の無い準工業地域に指定されているため、高層マンションもあります。
ちなみに写真左側に写っている高層マンションは2006年に名鉄不動産によって分譲された「エムズシティ三郷」で新築時は東海地区で初めて導入された「手のひら静脈認証装置」によるオートロックが話題を呼びました。









尾張旭北原山土地区画整理事業地内、南側を東西に貫く形で名鉄瀬戸線が通っています。
土地区画整理事業とは関係ないですが、名鉄瀬戸線の線路や道床、枕木が交換されて綺麗に整備されていました。









名鉄瀬戸線は地上を走るので、地下や高架の鉄道が多い名古屋では珍しく踏み切りが存在しています。
この尾張旭北原山土地区画整理事業の行われている場所は名鉄瀬戸線の三郷駅と尾張旭駅の間に位置しており、尾張旭駅から栄まで急行電車で19分と同じ栄を通る東山線ですと上社からのアクセス時間とほぼ変わらない利便性を有します。
また、最寄りの尾張旭駅と三郷駅からは朝の通勤通学時間帯に始発電車が出ており、着席通勤も狙える駅となっていますが、朝夕は急行電車が無いというのがネックです。








尾張旭北原山土地区画整理事業地内から三郷駅方面を眺めた様子です。
過去に既存住宅があったであろう場所も既存建物が解体され、区画整理の施工を待っている段階でした。
ちなみに奥には三郷駅がありますが、この三郷駅前では駅前ロータリーや広場、再開発による高層ビルの建設が提案されていたりします。
早くて5年から10年ほどで都会的な景観が創出されて大きく変わると思います。









事業地内には新たに道路も整備されています。
今までの道路は幅4m以下のいわゆる二項道路が入り組んでおり、自動車交通と歩行者動線の妨げとなるような状況でした。
区画整理では大まかに東西に2本、南北に3本の幅員6m程度の道路が整備されています。
電線の地中化や歩者共存ではなく歩者分離が行われていたりしますが、車を気にせず歩けるようになったので歩行者の安全性が高まりました。









しかし一部はまだ二項道路が残っており、このようなヒューマンスケールな狭くてぐねぐねした道路を見ることができます。
東京の郊外住宅地ではこの道路沿いに住宅やアパートが密集していましたが、ここ尾張旭は密度が低めでどちらかというとのんびりした光景です。
ただ、名古屋でよく見られるだだっ広い道路が真っ直ぐ通る住宅街ではないので個人的には結構好きだったりします。








尾張旭北原山土地区画整理事業地内、中心やや南側辺りの様子です。
ここは荒れ地が広がっています。








名鉄瀬戸線沿いにも広い空き地ができています。









一部の踏み切りでは平面交差する道路の路盤が綺麗に整備されていました。








尾張旭北原山土地区画整理事業地内の中心やや西側では既に区画整理が終わり、新築戸建てが建設され始めています。
しかし道路の舗装が終わっていない箇所が存在しており、不思議な光景でした。









区画整理事業で土地を減歩する際、既存建築物が解体され、余った土地は公共用地や保留地として売却されます。
そこで新たに敷地境界に設定された場所に建つ建物は解体されてしまうことになりますが、ここでは曳家が行われていました。









曳家が行われる前に建物が建っていた場所です。
毎朝、この家のすぐ近くを走る瀬戸線の車窓に少しずつ移動していく建物を見つけて初めて曳家を行っていることに気づきました。








尾張旭北原山土地区画整理事業地内の中心付近です。
ここは区画整理が完了し、新たに戸建て住宅やアパートが建設されていました。
真ん中で建設中の建物はアパートのようで3階建てとアパートとしては大型の物件でした。








一部は既に住宅も建ち並び美しく整備されていました。









バロー城山店東側の通りは歩道もある広めの通りですが、歩道と車道との間には植栽スペースとしての花壇がありました。
こうした植栽スペースには街路樹やつつじなどの人工的な?植栽が植えられていますが、ここは色鮮やかな花々が植えられていました。







どんどん新築戸建てが建設されています。








気を取り直しましてこちらはバロー城山店南東側に位置する公園予定地です。
ここは昔、溜め池だったか湿地だったかだと思うので地盤を考えると人の住まない公園で正しい選択だと思います。







尾張旭北原山土地区画整理事業地内の北西側に位置するバロー城山店です。
第二種住居地域に指定されていますがロードサイド型の商業施設が集積しており、カジュアルショップのマックハウスやスポーツクラブのアクトスの他に三洋堂書店、サンドラッグや瀬戸信用金庫など一通り集まっています。









バロー城山店から名鉄瀬戸線の南側まで南下するとこうした空き地がまだ残っています。







名鉄瀬戸線南側の区画整理は手が付けられていないようで東京郊外に見られるような狭い道路にひしめき合う住宅を見ることができます。
ここも現在は斜めに走っている道路を碁盤の目状にに切り替える計画となっているようです。







土地区画整理事業地内にはこのような傾いた古い木造建築物もありました。
昭和時代はこの通りから三郷駅前まで商店街が形成されており、賑わっていたようですが現在はひっそりと静まり返っています。
都市計画では近隣商業地域に指定されていますし、区画整理であの頃の賑わいを取り戻せるような商業地域になってくれればなと思います。










アミューズメントエムズパーク三郷やカラオケY's、ガスト、ドラッグスギヤマなどがある大規模商業施設サンステージ三郷です。
ここは今月末で全店舗閉店し、再開発されます。
噂ではスーパーマーケットをメインとする商業施設になるようですが、ただのスーパーマーケットにならないよう願うばかりです。









ここのガストは勉強や建築の製図をする際によく利用したので閉店は残念でした。
できれば三郷駅前のビルにガストが移転して欲しいものですが、厳しいですかね…
サンステージ三郷跡地は個人的に超高層タワーマンションを含む低層部分がスーパーやカラオケ、アミューズメント施設などの入居する都市型複合施設になって欲しいなと勝手ですが希望を載せておきます。。








こちらもアミューズメント施設の入るKEIZです。
三郷は比較的閑静な住宅街が広がる名鉄瀬戸線沿線では珍しく、夜でも明るい商業繁華街がある街となっています。







三郷駅前のイトーヨーカドーです。
こちらは区画整理事業地外に位置しますがイトーヨーカドーが行う経営再建により、全国で40店舗ほど閉鎖するようでここのイトーヨーカドー尾張旭店が閉店されないことを望む限りです。







イトーヨーカドー尾張旭店から見た三郷駅前の景色です。
三郷駅前は再開発が計画されており、ロータリーや広場の設置の他に駅ビルの計画も出ていたりします。
三郷は歴史もあり、駅前商業も盛んで首都圏郊外都市に負けず劣らずの人の行き来もあるのでこの区画整理事業や再開発で三郷の意地を見せて欲しいものですね。


整理番号 尾張旭ー0001-01

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