名鉄瀬戸線喜多山付近高架化事業

  •   26, 2016 10:14
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名鉄瀬戸線喜多山付近高架化事業は「一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業」という名称で、現在、名鉄瀬戸線と平面交差する国道302号線の他に瀬戸街道などの踏切で常時発生する渋滞や朝の通勤ラッシュ時間帯に起こる開かずの踏切を廃止するために計画されました。
現在は仮線の敷設が行われ、2016年秋頃からは下り線の仮線での運用が始まると思われます。






◆過去の記事
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年8月
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年12月 
→2015年5月10日投稿 名鉄瀬戸線 喜多山付近高架化工事 2015年5月
→2015年10月25日投稿 名鉄瀬戸線喜多山付近高架化事業



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■概要
・名称: 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
・区間: 守山区小幡南二丁目から大森二丁目 ( 小幡駅~大森・金城学院前駅 約1.9㎞)
・着工予定:2014年度
・竣工予定:2019年度



→名古屋市 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業








高架化西端にあたる小幡駅東側の様子です。
現行の線路の北側に仮線が敷かれています。
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架線柱は3線用の大きなものが設置されていますが、上り線が高架化されるときは切断しての使用となるのでしょうか、気になります。
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小幡駅ー喜多山駅間は高架化がかなり前から計画されていたため、線路脇の鉄道柵は交換されずガタガタになっています。もう後数年で撤去しなくてはいけないので、こののどかな光景も見納めとなります。
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途中、一部の架線柱は信号機や踏切反応灯(踏切内に障害物がある場合に作動する信号機)の設置されていた旧架線柱は残されていました。
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瀬戸街道と交差する小幡5号踏切の道路脇にはワイドスパンの架線柱が、道路に対して水平に設置されていました。
これから道路面を工事して踏切部の仮線を敷きます。
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瀬戸街道と平面交差する踏切です。朝ラッシュ時は片側だけでも4分間隔で電車が通過するので大渋滞が発生します。
昼間も平均して片側7.5分間隔で電車が通過するので、名鉄瀬戸線は都会のローカル線と呼ばれながらも意外と電車の本数が多いんですね。。
ちなみに昼間の一時間あたりの電車の本数は鶴舞線や桜通線と同じ本数となっています。
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喜多山駅の側線です。過去には喜多山検車区(車庫)との入れ替え時に使用したり、昼間、過剰となった電車を留置したりして使っていました。
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喜多山駅です。
現在は仮駅舎での営業となっています。付近には緑丘商業高校や菊華高校など高校があり、駅前のコンビニには帰り際の高校生が大勢いました。
喜多山駅周辺は高度成長期に建てられたと思われる古いアパートやマンションが多く、近年、駅の利用者が減っていることが残念なところです。高架化と同時に周囲の再開発も進めば良いですね。
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喜多山駅です。名古屋市内とは思えないのんびりとした田舎のローカル駅っぽい雰囲気の駅ですが、高架化後は都会的で美しい駅に生まれ変わります。この様子を見ていると、完成後の姿なんて想像できないですよね・・・
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喜多山駅すぐ西側にはポイントが設置されていました。駅の手前から分岐するみたいですね。
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駅前の踏切も仮線の敷設が完了していました。
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喜多山駅構内の様子です。
下り仮ホームが完成し、現在は仮駅舎からの通路整備や仮線敷設前の地ならしを行っていました。
写真を撮っているスロープ付近に下り線の内側の線路が来ると思われます。
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仮ホームの様子です。仮ホームは下り線のみ緩急接続が可能な2面3線の駅になります。
上屋には折半屋根がかけられ、照明も設置されました。
上り線の仮ホームは今後建設されますが、上屋の柱部分の基礎の位置と、ホーム本体の基礎の位置関係から尾張旭駅のよなタイプの2面3線の駅ではなく、栄町方面側は対向式のホームとなるのでは?と思います。
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喜多山検車区跡地です。高架化時に北側半分くらいは高架になりますが南側は多少余裕があると思われ、ロータリーか駅ビルができると思います。
個人的には高架下にロータリーを設けて、駅南側には商業施設と集合住宅の入る駅ビルを建ててほしいものです。
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国道302号線との平面交差部分も整備されました。
ちなみにここも渋滞の名所となっています。
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国道302号線の踏切西側では何やら工事が行われています。
巨大な円筒形の筒が置かれ、大型のクレーンや掘削機も留置されているのですが何の工事でしょうか・・・
自分は建築を学んでいますが、土木の知識はそれほどないのでよくわかりません。
円筒形の筒の側面に円状の穴があるので、下水道の大型マンホールか地下電気工事用の空洞の設置でしょうか??
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喜多山ー大森・金城学院前間も仮線敷設が完了しています。
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【おまけ1】
栄町トンネル内に漏洩同軸ケーブルが設置され、地下トンネル内でも携帯電話やスマートフォンの電波が届くようになりました。
ちなみに壁面に設置されているケーブルが漏洩同軸ケーブルというものです。
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【おまけ2】
尾張旭市の三郷駅東側の渡り線が撤去され、PC枕木化やレールの更新などの道床の整備も進んできました。
せとでんこと名鉄瀬戸線は粗悪な道床や規格の低いレールで本線に比べて乗り心地は最悪なものでしたが、最近、各所でこうした道床の工事が行われ、乗り心地が改善していると感じます。
ちなみに三郷駅では再開発が計画され、高架化まではいかなくとも何らかの動きがあるものかと思われます。

名鉄瀬戸線は昼間はあまり乗客が乗っておらず名古屋で過疎路線のイメージなのですが、一日平均利用者数88,281人(2013年度、全駅一日平均乗降客数÷2)となっており、名鉄では本線、犬山線、常滑線に次いで利用者が多い路線です。
こうした改善や利便性の向上で利用者がさらに増え、まずは目指せ1日利用者数10万人といった感じですかね。
今後も自分の出身地を通る沿線の発展を願って、高架化工事の記事をまとめていこうと思います。
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整理番号k-2016-02-01

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